昔にゲームを作っていた人などは、スプライトという単語を使う時があります。
「あの機種はスプライトがあったから」という感じ。
スプライトとは、現在良く目にする物ならpng画像のような透過です。
絵を書いているところ以外は透明になるというものですね。
昔のパソコンでは機種によってこのスプライトがある機種と無い機種がありました。
スプライトが無い場合にどうなるかというと
緑が背景、黒丸は敵の玉だとして、こんな感じでそれぞれのキャラクターに枠ができてしまいます。
スプライトやpng画像の場合、人や玉の周りを透過させることで枠がなくなったり、重なったりしないようになるわけですね。
ただ昔のパソコンでこのスプライトが無い機種もあったため、その場合にどうしていたかというとこんな感じ。
さもスプライトのように透過できているように見えますが、キャラクターや玉の枠を背景と同じ色にしただけです。
そのため、玉がキャラクターに当たっている部分は、玉の枠のせいでキャラクターが欠けてしまっています。
でもスプライトがないとこれ以外に方法がないんですよね。
だから当時のそういう機種ではこの画像のようになっているのが普通で、その割りにアクションやシューティングゲームがありました。
そういったものでは、背景は基本1色です。
私の記憶に間違いがなければ、セガのSG-3000はスプライトを持っていたと思うし、同じくMSXもありました。
それがPC-88は無かったんですよね。
あれだけ普及して、ほとんどのパソコンゲームがまず88で発売されていたのに、スプライトがないというw
私はMSXの後に88を買っているのですが、最強のパソコンゲーム機である88なのに、スプライトがないことに驚愕しました。
そんなわけでアクション系のゲームはMSXで作っていたし、MSXがその後も長くユーザーに支持されていたのはそういう部分もあったと思います。
また、私はWindowsPCを買ってプログラミングを始める前に、サイト作りをやっていたんですね。
そこで先に透過GIFを使っていたので、プログラミングをする時には透過された画像を使えば良いのが分かっていたので良いのですが、
いきなりWindowsプログラミングを始めた人は、スプライトを探したんじゃないでしょうか。
私も探すことはしたような気がします。
画像以外ならGotoやGosub探しませんでした?
必死で探しましたよね?w
私が読んでいた解説書では「Gotoは推奨しない」といったことが書かれていて、「GotoやGosub使わなくてどうするの!」と思ったものです。
使わないですよねw
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